何着る?男子の高校受験・願書写真に適した服装を注意点とともに解説
写真:福井達也

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福井達也

ポートレートや家族写真を中心に撮影活動しているフォトグラファー。バンタンデザイン研究所専門部を卒業後、広告代理店勤務を経て独立。母校で講師も行うなど幅広く活躍されている。

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目次

  1. はじめに
  2. 高校受験では証明写真と入試当日の服装は同じ物を着用しよう
  3. 男子の高校受験写真の服装パターンは制服or普段着
  4. 【制服あり中学】制服があるなら証明写真も制服を着用して撮影する
  5. 【制服なし中学】私服で揃える男子の高校受験証明写真にふさわしい服装
  6. メガネをつけて高校受験の証明写を撮影しても良い?
  7. 高校受験の証明写真の撮影時のみ衣装をレンタルしても良い?
  8. 男子の高校受験用証明写真の撮影時における注意点
  9. まとめ

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はじめに

スタジオインディの福井です。

高校受験の願書を提出する際、準備するものの1つに「証明写真」があります。

受験勉強が大詰めになる頃に願書の提出がありますので、余裕をもって準備したいところです。

高校受験用の証明写真を準備するにあたり、

  • 「高校受験に適した服装はあるのか」
  • 「中学の制服がない場合はどうしたらいいのか」

このような疑問をもつ方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、男子の高校受験の証明写真について、

  • ・高校受験写真の服装パターン
  • ・高校受験写真にふさわしい服装の特徴
  • ・高校受験写真にふさわしい服装の注意点
  • ・高校受験用証明写真の撮影時における注意点

以上の4つを中心に解説いたします。

中学の制服がある場合とない場合、衣装レンタルの必要性についてもお伝えいたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

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高校受験では証明写真と入試当日の服装は同じ物を着用しよう

何着る?男子の高校受験写真に適した服装を注意点とともに解説1

高校受験では、証明写真と入試当日の服装は同じであることが望ましいです。

そもそも証明写真は、入試当日の本人確認のために利用します。入試当日に本人確認を求められた際、服装が当日と異なると本人確認がしにくく、試験に支障をきたす場合もあります。

例えば、高校受験用の証明写真は私服、入試当日は制服、というのは避けたほうがよいでしょう。

入試当日に着用する服装に合わせ、証明写真の撮影に臨みましょう。

証明写真の撮影時に下半身は楽な服装でもOK

証明写真は、基本的に上半身のみしか写りません。そのため、下半身は楽な服装でもOKです。

その分上半身はしっかりと身だしなみを整え、最大限よい印象を受験する学校側に与えられるように意識しましょう。

男子の高校受験写真の服装パターンは制服or普段着

何着る?男子の高校受験写真に適した服装を注意点とともに解説2

男子の高校受験用の証明写真を撮影する際の服装パターンは、「制服」か「普段着」に分けられます。

「制服あり」の場合と、「制服なし」の場合に分けてそれぞれ見ていきましょう。

【制服あり中学】制服があるなら証明写真も制服を着用して撮影する

何着る?男子の高校受験写真に適した服装を注意点とともに解説3

制服がある中学の場合は、高校受験用の証明写真も制服を着用して撮影しましょう。

男子の制服は「学ラン」の場合と「ブレザー」の場合とあるため、以下より分けて高校受験用の証明写真に適した正しい着方を解説いたします。

学ランの場合の高校受験写真の正しい着方

まずは、学ランの場合の高校受験写真の正しい着方を3つのポイントに分けて解説します。

この3つのポイントおさえた着方をしておかないと、再撮影や、受験高校側への印象を悪くする可能性がありますので、しっかり最後まで確認してくださいね!

1,ワイシャツも学ランも第一ボタンは全て留める

ワイシャツも学ランも、第一ボタンまで全て留めましょう

学校生活で第一ボタンまで留めている男子は少ないと思いますが、高校受験用の証明写真の撮影時は全て留めた状態で撮影しましょう。

2,ホックもしめる

第一ボタンとともに、ホックもしめましょう。

ホックを止めることで、首元の襟の左右差を少なくすることができます

証明写真は正しい服装で撮ることで、受験校に対し、校風に合うような好印象を与えることができ、合否に有利になります。

そのため、撮影時は苦しいと思いますが、大切な受験のためと思い、少し我慢しましょう。

3,校章付ボタンであれば向きを真っ直ぐにする

一部の学ランには、校章付ボタンがついています。校章付ボタンがある場合は、ボタンの向きを真っ直ぐにしましょう。

校章が全て真っ直ぐになっていることで、より知的さや清潔感といった好印象を受験校側に与えることができます。

こうした細かいところに気を配れることはアピールにつながりますよ!

ブレザーの場合の高校受験写真の正しい着方

続いて、ブレザーの場合の高校受験写真の正しい着方を紹介いたします。

ブレザーを着用する場合の高校受験写真の正しい着方にも、3つのポイントがあります。

全て抑えて、高校受験写真に適した正装で撮影をしましょう。

1,ワイシャツの第一ボタンは全て留める

「ネクタイをするから第一ボタンを留めなくてもよいのでは?」と思う男子中学生も多いです。

しかし、ネクタイをしていても第一ボタンを留めているか留めていないかは分かってしまいます。

撮影時には苦しいですが、ワイシャツの第一ボタンは全て留めましょう。

2,ブレザーの一番上のボタンは留める

高校受験用の証明写真ではブレザーのボタンは写らない場合がほとんどです。

しかし、襟元をきれいに写すために必要となります。

まず、ブレザーの一番上のボタンもしっかりと留めましょう

3,ネクタイの結び目で第一ボタンを隠す

ネクタイの結び目でワイシャツの第一ボタンを隠しましょう。正しくネクタイを結べると、見えなくなるはずです。

第一ボタンが見えるほど結び目が緩いと、あまり印象がよくありません。

ネクタイは第一ボタンが隠れるくらい程よくきつめに結ぶのがおすすめです。

【制服なし中学】私服で揃える男子の高校受験証明写真にふさわしい服装

何着る?男子の高校受験写真に適した服装を注意点とともに解説4

制服のない中学の場合は、高校受験証明写真にふさわしい服装を用意して撮影しましょう。

「私服にこだわりないから、高校受験用の証明写真となると、何着たらよいかわからない」と頭を抱えている男子中学生のために、以下からは男子の高校受験写真にふさわしい服装の特徴と注意点を解説いたします。

男子の高校受験写真にふさわしい服装の特徴

制服のない中学の場合でも、証明写真はフォーマルな服装が望ましいです。

ただし、撮影では上半身のみしか写りませんので、服装は上半身のみの準備でかまいません。

準備する際は、制服に近いアイテムで揃えることをおすすめいたします。

インナーと上着に分けて特徴を説明いたしますので、参考にしてください。

男子の高校受験写真にふさわしいインナー

  • アイテム:ワイシャツorポロシャツ
  • 色:白
  • 柄:無柄

インナーはワイシャツかポロシャツを用意しましょう。

色は白色で、柄は無地のものがおすすめです。白色無地のインナーにしておくことで、上着の色味とのバランスが保ちやすくなります。

また、「正装」という一般的なイメージにおいても、白色無地のインナーを着用しておけば悪い印象を与えることはないと言えるでしょう。

男子の高校受験写真にふさわしい上着

  • アイテム:ジャケットorカーディガン
  • 色:黒、濃紺、グレー
  • 柄:無柄

高校受験写真で着用する上着は、ジャケットかカーディガンがよいでしょう。

色は黒や濃紺、グレーなどの制服やブレザーに近い色で、柄は無地のものがおすすめです。

高校受験写真にふさわしい男子の服装の注意点

高校受験写真には、服装に関する特段のルールはありません。

しかし、制服がないからといって、どんな服装で撮影してもよいとは限りません。

ここでは、高校受験写真にふさわしい男子の服装の注意点を2つ紹介いたします。

男子の服装の注意点1:フォーマルに見えない服装では撮影しない

中学に制服がないからといって、普段の私服で撮影することは控えましょう。

特に男子に多い、パーカーやスウェット、カラフルなニット、ロゴ入りのTシャツなどの着用は避けるのが無難です。

上記でお伝えした、ふさわしい服装を参考に、フォーマルに見える服装で撮影しましょう。

男子の服装の注意点2:アクセサリーの着用はしない

アクセサリーの着用も撮影では控えましょう。

ネックレスやピアスを着用した証明写真では、相手によくない印象を与えてしまいます。

入試当日もアクセサリーの着用は避けたほうがよいでしょう。

メガネをつけて高校受験の証明写真を撮影しても良い?

何着る?男子の高校受験写真に適した服装を注意点とともに解説5

「高校受験用の証明写真はメガネはつけて撮影してもよいの?」と、よくお問い合わせをいただきます。

結論、メガネをつけて高校受験の証明写真を撮影するのは問題ありません。

入試当日にメガネを着用する場合、証明写真でメガネをしていないと本人確認を求められる可能性がありますので、むしろ撮影時にもつけたほうがよいです。

しかし、証明写真の撮影時にはメガネに関する注意点が多いため、撮影は写真スタジオ等で
プロに撮ってもらうことをおすすめします。

高校受験の証明写真の撮影時のみ衣装をレンタルしても良い?

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私服中学に通っていて、高校受験用の証明写真に適した服装を揃える自信がない子や親御さんは、高校受験の証明写真の撮影時のみ衣装をレンタルし、撮影に臨むのも手段の1つです。

その際は、可能な限り本人のサイズにあった衣装をレンタルしましょう。

ですが、証明写真の服装と入試当日の服装は同じであることが望ましいので、事前に用意しておくことをおすすめいたします。

男子の高校受験用証明写真の撮影時における注意点

何着る?男子の高校受験写真に適した服装を注意点とともに解説7

ここまで、男子中学生に向けて、高校受験用の証明写真に適した服装とし、「学ラン」「ブレザー」「普段着」に分けて、それぞれ解説してきました。

最後に、男子の高校受験用証明写真の”撮影時における”服装の注意点を3つ紹介いたします。不慣れな撮影時の注意点を知っておくことで、よりトラブル等なく高校受験写真を撮影することができます。

男子の撮影時の服装注意点1:学ランやブレザーで目立つ汚れや糸くずなどを落としておく学ランやブレザーは黒や紺色が多いので、ちょっとした汚れも目立ってしまいます。

証明写真に汚れがついていると印象があまり良くありません。

撮影する直前でかまいませんので、汚れや糸くずなどはしっかり取り除いておきましょう。

男子の撮影時の服装注意点2:ブレザーやワイシャツの襟を左右対称に近づける

ブレザーやワイシャツの襟は左右対称に近づけます。

左右のバランスが悪いと、印象や見栄えも悪くなってしまいます。

スタジオ等で撮影の場合は、カメラマンにチェックしてもらうとよいでしょう。

男子の撮影時の服装注意点3:校章をまっすぐに整える

撮影時についつい忘れてしまうのが校章の向きの調整。

校章をまっすぐに整えることで、より清潔感や知的さ、真面目さといった好印象を受験高校側に与えることができます。

鏡でまっすぐに整えるか、あらかじめ整えてから学ランやブレザーを着用しましょう。

なお、名札は付ける必要はありません。

まとめ

本記事では、男子の高校受験の証明写真について、以下の4つを中心に解説いたしました。

  • ・高校受験写真の服装パターン
  • ・高校受験写真にふさわしい服装の特徴
  • ・高校受験写真にふさわしい服装の注意点
  • ・高校受験用証明写真の撮影時における注意点

制服がある場合もない場合も、フォーマルな服装で撮影することが大切です。

今回紹介した服装の特徴や注意点を参考に、高校受験写真にふさわしい格好で撮影に臨みましょう。

証明写真における服装選びの参考になれば幸いです。

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