
はじめに
中学受験は親子ともども受験デビューになることが多く、願書などの準備にもソワソワするものですよね。
その中でよくある疑問が「写真データ」です。
ミライコンパスなどのWEB出願が一般化したことにより、写真もプリントではなくデータで用意することが増えてきました。
とはいえ、全ての中学で出願方法が統一されているわけではないので、
- 「願書写真はデータだけ用意すればOK?」
- 「データはどうやって準備すればいいの?」
など、不安になることも多いでしょう。
そこで今回は、中学受験の願書写真のデータについて解説を行います。
わかりやすく網羅的に解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
記事のまとめ
- 願書写真が「データのみでOKか」は志望校によって異なる
- 中学受験の願書写真のデータは「ファイル形式」や「容量」に注意
- 面倒な人はWEB出願対応のデータがもらえる写真スタジオがおすすめ
中学受験は写真データのみ準備すればOK?プリント写真は不要?

中学受験の願書写真は「データのみでOKか」は、出願する中学によって異なります。
出願方法は、全ての中学で統一されているわけではないからです。
願書の提出方法は、以下の2つに大きく分けられます。
- ・紙の願書を学校に持参か郵送する方法
- ・インターネット上で行うオンライン出願
中学受験はWeb出願が増え続けている一方で、まだ郵送での出願を採用しているところもあります。
そのため、志望する中学校によっては、プリント写真の準備が必要です。
必ず、志望する”全ての”中学の出願方法をチェックするようにしましょう。
中学受験写真・願書写真データの注意点

中学受験の出願に使用する願書写真のデータを用意する前に、以下の5つの注意点を覚えておきましょう。
特に、スマホや自前のカメラなどで、願書写真を用意する場合は注意が必要です。
以下で詳しく解説していきます。
注意点1:受験写真データの「ファイル形式」を確認する
ファイル形式とは、「JPEG」などのファイルの保存形式のことです。
WEB出願に利用できるファイル形式が限定されていることがほとんどなので、しっかりと確認しましょう。
例えば、ミライコンパスに登録できる画像形式は「JPEG」または「PNG」のみです。
一般的な画像の大半は上記のどちらかのファイル形式ですが、稀に異なることもあります。
例えば、iOS11以降のiPhoneで撮影した写真は、デフォルトの状態だと「HEIC」というファイル形式になっています。
すでにスマホやパソコンにある画像のファイル形式は、画像の「詳細情報(i)」などで確認することが可能です。
注意点2:受験写真データの「ピクセル数」を確認する
ピクセル数とは、画像の縦横の長さをピクセル(px)という単位で表したものです。
一般的には「縦・横」の順で表記されます。
出願に使用する画像は、ピクセル数まで厳密に規定されていることは多くありませんが、多くの場合、「縦600px・横400px」以上が推奨されています。
ここから大きく外れていると、
- ・容量が大きすぎてアップロードできない
- ・画質が悪すぎて写真が不鮮明になる
- ・人物の縮尺や位置が不自然になる
などの状態に陥る可能性があるため注意しましょう。
注意点3:受験写真データの「容量」を確認する
容量とは、画像のサイズの大きさのことで、KB(キロバイト)やMB(メガバイト)といった単位で表されます。
一般的にWEB出願に登録できる画像データの容量は、「最大でも2〜3MBほど」です。
これより大きい容量の画像は登録時にエラーが出ることが多くなってきます。
昨今のスマホはカメラ性能の向上により、普通に撮影しただけでも上記の容量を上回っていることも多々あります。
特に自前で撮影した願書写真を使う場合は、容量に注意しましょう。
注意点4:受験写真データの「縦横比」を確認する
縦横比とは、写真の縦横の長さ(ピクセル)の比率のことです。
証明写真系の多くは、その比率が「縦4:横3」と決められています。
願書写真には厳格な規則はありませんが、同様に「縦4:横3」の写真が求められることがほとんどです。
写真スタジオや証明写真機でデータを用意した場合は、「縦4:横3」の比率になっていることが多いですが、スマホなどで撮影する場合は注意が必要です。
そもそも縦横比を決めて撮影できるアプリを使用するか、撮影後に比率を調整する対応が求められるでしょう。
画像の縦横比の確認は、縦横のピクセル数を自分で計算するか、WEB上の自動計算ツールなどを利用する手段があります。
「画像 縦横比 計算」などで計算すると、すぐに見つかります。
注意点5:受験写真データのアップロードは早めに行う
写真データ自体の注意点ではありませんが、用意した写真データは早めにアップロード・登録することが重要です。
写真の用意が完了したからといって、登録を締切ギリギリまで放置していると、データの不備に気付けない危険性があります。
また、データ自体に問題がなくても、WEBの出願システムの問題でアップロードに支障が出ることもあります。
実際にミライコンパスも過去に何度かシステム障害が発生した事例もあるため、早めの行動をおすすめします。
ミライコンパスにアップロードする中学受験写真の規定

ミライコンパスにアップロードできる願書写真は、以下のように規定されています。
- ・ファイル形式:「JPEG(JPG)」または「PNG」
- ・ピクセル数:縦・横それぞれ250px以上。縦600px×横450pxが推奨
- ・容量:3MBまで
- ・縦横比:4:3が推奨
ピクセル数と縦横比に関しては、あくまで「推奨」なので、上記の数値から外れていても、アップロードできる可能性があります。
ただし、画像の縮尺や人物の位置が不自然になる可能性もあるので、上記に則った写真を用意するのが無難と言えるでしょう。
データのミスで出願できないトラブルも!受験写真はスタジオでの撮影がおすすめ

ここまで中学受験の出願に使う写真データについて解説してきましたが、心配な方は写真スタジオの利用がおすすめです。
「WEB出願対応」や「ミライコンパス」などの表記があるスタジオを利用すれば、当記事で解説したような注意点をクリアしたデータをもらうことができます。
スタジオインディも毎年多くの中学受験生の方に、願書写真の撮影にご利用いただいています。
プロのカメラマンが身だしなみや表情・姿勢についてアドバイスしながら、安心して使える1枚の提供に努めています。
安心してご利用いただけるように「全額返金・再撮影」の保証も備えています。
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中学受験写真といえば「スタジオインディ」中学受験写真の願書写真データまとめ
中学受験の願書写真が「データのみでOKか」は、志望する中学によって異なります。
出願する中学全校の募集要項をよく確認して、プリント写真も必要かどうかを確かめましょう。
また、WEB出願に使う写真データも、ファイル形式やピクセル数などに注意する必要があります。
特に容量はアップロードエラーの原因になることが多いので、要注意です。
データを用意したら、不備にいち早く気づき、不測の事態に対応するためにも、すぐに出願システムに写真を登録しましょう。
「あれこれ気をつけるのは大変だな…」と感じる方は、写真スタジオでWEB出願に対応したデータをもらうのがおすすめです。
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