
はじめに
高校受験写真を撮影する際、決めることの1つに「背景色」があります。
受験と言えばグレーのイメージを持っている方もいると思いますが、
- 「高校受験の背景って決まりがあるの?」
- 「何色の背景を選べば好印象なのか?」
と、気になっている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、高校受験写真の背景に関するルールやおすすめの色などを詳しく解説していきます!
ぜひ参考にしてください。
記事のまとめ
- 高校受験写真の背景は無地・写り込みがないなどルールがある
- 高校受験写真の背景色は「白色」「青色」「グレー」がおすすめ
- 高校受験写真のセルフ撮影時は背景に要注意!
【結論】高校受験写真には「背景」のルールがある!

高校受験写真には背景に関するルールが明示されている場合が多いため、背景にも気を配って写真を準備する必要があります。
例えば、早稲田大学高等学院(東京都)の「入学試験要項」では以下のように写真ルールが指定されています。

無背景とは一般的に、以下を指します。
- ・柄がない
- ・自分の影が映り込んでいない
- ・他の人物やものが写っていない
以下の項目では、このルールをそれぞれ詳しく解説します。
ルール(1)背景に柄がない/無地である
高校受験写真では、無地で柄がない背景の写真を用意しなければなりません。
背景に柄が入っていると、顔や頭の形を正確に写せなくなってしまいます。
高校受験写真の目的の一つは「本人確認」であるため、顔つきが変わって見えてしまう背景には問題があります。
また、背景に柄が入っているとその柄のイメージが受験生本人のイメージを覆ってしまいます。
例えば花柄の背景では真面目な印象を作り出すことはできません。
受験生の顔つきと印象を正確に伝えるために、高校受験写真では無地で柄のない背景を用意しましょう。
ルール(2)背景に影が写りこんでいない
高校受験写真では、自分の影が写り込んでいない背景で撮影しましょう。
背景に影が映り込んでいると、被写体の人物が実際よりも大きく見えたり、背景と髪の境目がわからなくなったりします。
また、背景に影ができるような環境は、照明の当たり方が適切でないため、顔の表情が見えづらくなります。
背景に影が写り込んでいる高校受験写真は本人確認に支障が出る可能性が高く、背景のルール違反となります。
ルール(3)背景に人物やモノが写りこんでいない
高校受験写真では、他の人物やモノが映り込んでいる背景はルール違反です。
まず人物が写り込んでいる場合、写真を見て誰の証明写真であるかの判別がつきづらいです。
家具などのモノが写り込んでいると、人物と背景の明確な境界がわかりづらいため証明写真として質が低いです。
高校受験写真は背景紙を用意し、人物やモノが写らない環境で撮影しましょう。
高校受験写真におすすめの背景色

無地・無背景がルールである高校受験写真も、色は自分で選択する必要があります。
以下では高校受験写真におすすめな背景色である「白色」「青色」「グレー」を、それぞれのメリットデメリットを交えながら解説します。
迷ったらこれ!「白色」の背景
白色は誰でも清潔感ある高校受験写真を作れるおすすめの背景色です。
黒色の髪とのコントラストがはっきりしているため、受験生本人が際立って本人確認もスムーズに進みます。
ただし、白いシャツや白いカーディガンを着用して高校受験写真を撮影する場合、白背景はおすすめできません。
これは背景に加えて服装も白であることで、照明を余計に反射してしまい明るくなりすぎるためです。
また、体の輪郭が曖昧になることから印象がぼやけてしまうリスクもあります。
高校受験写真でも問題なく使える白色背景ですが、白い服を着用する場合には避けましょう。
表情がはっきり伝わる「青色」の背景
青色は表情がはっきりと伝わる背景色であり、高校受験写真にぴったりです。
青色の中でも特に水色は、日本人の肌の色の「補色」であり、顔の印象を引き立てる効果があるとされています。
パスポートなどの公的な証明写真でも有効な定番の背景色であり、高校受験写真でも爽やかな印象を演出することができます。
ただし、「紺色」「群青色」のような青色は証明写真の背景としては濃すぎて、人物の印象を抑えてしまいます。
また髪の色とも近いため輪郭が失われて人物がぼやけてしまいます。
表情がはっきり伝わる爽やかな印象の高校受験写真を用意したい受験生は「青色」、中でも「水色」の背景がおすすめです。
落ち着いた印象を与えるなら「グレー」の背景色
高校受験写真は、グレーの背景色で落ち着いた印象に仕上げることができます。
グレーは堅実かつ真面目なイメージを想起させる色であり、勉強熱心な印象を与えたい高校受験生にぴったりです。
また、フォーマルな服装と相性が良いため、学ランやブレザー、制服を着用して撮影する方におすすめです。
また、グレーの中でも高校受験写真には「薄めのグレー」が適しています。
グレーがあまりにも濃く、黒色に近いと写真全体が「暗い」印象になってしまうため注意しましょう。
高校受験写真を「セルフ」で撮影する人は背景に注意!

高校受験写真を自宅でセルフ撮影する方もいるでしょう。
そのような場合、普段以上に「背景」に気をつけた方が良いとされています。
以下では、高校受験写真を自宅や自分で撮影した時に「背景」に注意するべき理由を詳しく解説します。
理由1:スマホで背景加工をすると仕上がりが不自然になりやすいから
スマホで高校受験写真を撮影する場合、背景を合成すると不自然な仕上がりになりやすいです。
特に、背景を透過する際に頭や顔の一部分を削ってしまった場合、本人確認書類として願書を受理してもらえない危険性もあります。
また、PhotoShopなどの編集ソフトで壁の柄や汚れを消そうと加工を重ねると、背景と人物の境目が不自然になってしまうこともしばしばです。
このようにスマホでの背景加工は手間がかかり、難易度も高く不自然な仕上がりになってしまう可能性が高いので注意しましょう。
理由2:ライティングの不備によって影ができやすいから
スマホのセルフ撮影で高校受験写真を撮る場合、ライティングも自分で用意しなければなりません。
簡易的な照明器具は背景に影ができやすいため、注意が必要です。
セルフ撮影では自然光と照明を組み合わせて明るさを確保しますが、顔に影ができたり、背景に影が写ったりすることも多いので気をつけましょう。
このようにライティングによって背景に影ができやすいため、スマホのセルフ撮影は注意が必要です。
高校受験写真を撮るなら写真スタジオの利用がおすすめ!

背景のルールもしっかり守って高校受験のための証明写真を撮影したいなら、写真スタジオの利用がおすすめです。
写真スタジオには
- ・背景紙
- ・プロ仕様の照明
- ・画像編集の技術を持つカメラマン
が揃っています。
スタジオによっては背景色を複数用意して、注文によって変更することもできるため事前に確認しておきましょう。
また、写真スタジオでは顔と背景に影が映らないように、受験生一人一人に合わせてライティングをセットします。
さらにカメラマンは撮影だけでなく画像編集にも精通している方が多いため、万が一写真や背景に不備があった場合でも綺麗に編集することが可能です。
上記の理由から、写真スタジオなら高校受験の背景ルールをしっかり守った受験写真が手に入ります。
スタジオインディなら背景などの規定に沿った願書写真が手に入る!

スタジオインディは受験・証明写真を専門的に撮影しているスタジオのため高校受験写真も規定にそって撮影することができます!
スタジオインディの受験写真プランでは、「受験メイク付きプラン」「撮影・修正プラン」
の両方で、写真の修正を追加料金なしで行えます。
背景も加工修正によって「白色・水色・グレー・ネイビー」から選べるため、受験生と受験する学校の校風両方に合わせた背景色を選択することが可能です。
また、スタジオインディのカメラマンは証明写真を熟知しているため、高校受験写真の規格にそって写真を用意することができます。
「一人で準備すると知らない間に規格違反になってしまうかも」と悩んでいる受験生はぜひスタジオインディで高校受験写真を撮影してください!
まとめ
本記事では、高校受験写真における背景について解説しました。
無背景の規定を満たすためには均一な色で、他の物が写っておらず、自分の影もうつらないことが必要となります。
この環境を自宅で再現することはかなり難しいですから、規定を満たした高校受験写真を手軽に手に入れたいなら写真スタジオでの撮影がおすすめです。
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