
はじめに
高校受験の出願で多くの方が気を揉むのが「受験写真」です。
ネット出願の多くは受験写真データをWEB上で登録して、顔写真付きの受験票を印刷する方式になっています。
しかし、郵送での出願が当たり前だった世代の親御さんにとっては
- 「写真データってどうやって用意すべきなのだろう…」
- 「うちの子が自分で用意してきたこのデータ大丈夫?」
など、様々な疑問や不安をお持ちかと思います。
そこで今回は「高校受験の出願に使う顔写真データ」について解説します。
広く使われるミライコンパスについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
記事でわかること
- 高校受験はWeb出願用の「データ」も必要
- ミライコンパスにはデータの規定があるため注意
- 規格内のデータを入手するには写真館の利用がおすすめ!
高校受験の出願方法は郵送だけではない!?データ用意も必要

従来の郵送の出願に加えて、2010年代後半から私立高校を中心にインターネット出願が普及してきました。
公立高校でも2020年代に入って、ネット出願を採用するところが徐々に増えてきています。
従来の郵送の出願とネット出願で大きく異なる点のひとつに、「写真の準備」があります。
ほとんどのネット出願校では、写真データを登録する必要があるので、プリント写真ではなくデータでの準備が必要です。
ただし、ネット出願校だからといって、必ずしもプリント写真が不要というわけではありません。
中には受験票には別途、プリント写真の貼付を求められる高校もあるので、必ず各校の募集要項をくまなくチェックしましょう。
高校受験の願書写真に適したデータ条件

願書写真をネット出願システムに登録する際には、気をつけるべき項目がいくつかあります。
中には守らないと、登録自体ができない項目もあるので、しっかり確認しましょう。
以下は、一般的に指定されることの多い、願書写真のデータの条件です。
- ・形式→「JPEG」または「PNG」のデータ
- ・サイズ→「横450px×縦600px」(3:4サイズ)のデータ
- ・容量→「3MB」以内
- ・撮影時期→3ヶ月以内
以降の見出しで、それぞれの条件について詳しく解説します。
一般的な高校受験の願書写真のデータ条件
高校受験の願書写真データを用意する際は、一般的には以下のような条件が指定されます。
- ・ファイル形式:「JPEG」など画像の保存形式
- ・縦横のサイズ:画像の縦横のサイズ
- ・容量:画像の容量(重さ)
- ・撮影時期:撮影から出願までの期間
なお、実際に指定されるデータの条件は高校や自治体によって異なる可能性があります。
必ず志望校”全校”の募集要項を読んで、それぞれの指示を確認してください。
形式が「JPEG(ジェイペグ)」または「PNG(ピング)」のデータ
データのファイル形式は特に注意すべき項目のひとつです。
ファイル形式が異なると、データの登録そのものができない可能性があります。
一般的に登録できるデータのファイル形式は以下の2つです。
- ・JPEG(JPG)
- ・PNG
スタジオやスピード写真機で撮影を行った場合は、ほとんど上記の形式でデータをもらえますが、特に注意が必要なのはiPhoneで撮影を行う場合です。
iPhoneなどのApple社製品は、デフォルトが「HEIC」というファイル形式に設定されていることがあります。
そのままでは使えないことが多いので、「カメラ設定>フォーマット」で形式を確認してから、撮影しましょう。
サイズが「縦600×横450px」(4:3サイズ)のデータ
画像の縦横サイズとしては、一般的に「縦600×横450px(4:3サイズ)」が推奨されることが多いです。
中でもより重要なのは「縦4:横3」の縦横比の方です。
証明写真の類はやや縦長で撮影することを前提とされているものが多いため、比率の異なるデータを用意すると縮尺が不自然になる可能性があります。
また、特にこだわりのない場合には「縦600×横450px」の推奨サイズにできるだけ近いデータを用意するのが無難です。
これよりデータが大きすぎると容量オーバーのリスク、小さすぎると画質が荒くなるリスクがあります。
容量が「3MB」以内
ネット出願システムの多くは、登録できるデータの容量に制限が設けられています。
たいていは「最大3〜5MBまで」となっており、それを超えるとアップロードエラーが起きるようになっています。
ただし、逆に容量が軽すぎても、画質が低くて不鮮明になるリスクがあります。
目安としては「100KB〜2MB」に収まっているとよいでしょう。
なお、画像データの容量は、画像の縦横サイズに連動して決まるため、「縦600×横450px」の推奨サイズに近ければ、問題ありません。
撮影時期が「3ヶ月以内」
願書写真は「出願から3ヶ月以内」など、撮影時期を指定されていることもあります。
これは写真と試験当日の容姿が大きく変わることを防ぐためです。
受験写真の主な役割は「試験当日の本人確認」なので、写真と当日の容姿がある程度一致している必要があります。
撮影から時間が経てば経つほど、容姿が変化するリスクが上がるため、一定の期間の制限が求められているというわけです。
重要なのはあくまで「容姿が大きく変化していないこと」です。
たとえ期間以内に撮影した写真でも、試験当日の容姿と大きく異なっていては受験写真として不適当なので注意しましょう。
ミライコンパス対応データの条件
公立高校以外に広く採用されているミライコンパスにも、登録できる写真データの条件が指定されています。
一般的なデータの条件と大きな違いはありませんが、しっかりと確認しておきましょう。

このうち、以下の3つの場合は、アップロード時にエラーが発生して写真を登録できません。
- ・ファイル形式が「JPEG(JPG)」または「PNG」以外の場合
- ・容量が3MBを超えている場合
- ・縦横どちらかのサイズが「250px未満」の場合
なお、ミライコンパスは写真の縦横比が「4:3」でなくても、登録時に写真の編集画面が表示されます。
そこで4:3のガイドに合わせて簡単にトリミングを行えるので、あらかじめ縦横比を揃えておく必要はありません。
ただし、帽子アリや顔に影が入っている場合などの場合は、エラー表示が出ないことが多いです。
エラーが出ない場合でも、証明写真として適切な写りになっているかは、十分に注意するようにしましょう。
高校受験の願書写真データの保管方法

また、出願システムに願書写真をアップロードできるようになるタイミングは、高校によって様々ですが目安は「出願の1〜2ヶ月前ごろ」です。
早めにデータを用意した場合は、それまでデータを保管しておく必要があります。
以降ではデータを保管する方法を解説しますが、おすすめは「複数の方法を組み合わせること」です。
様々な方法でデータを保管しておくことで、万が一の場合もデータが完全に手元からなくなるトラブルを防ぎやすくなるでしょう。
おすすめデータ保存方法1:出願する際に使うスマホまたはPC
手っ取り早いのは、出願操作を行うスマホやPCに直接データを保存しておく方法です。
出願時にわざわざ、他の場所からデータを移動してくる必要がなくなります。
ただし、他の写真と同じように雑多に保存しておくのではなく、専用のファイルを作って保管しておくのがおすすめです。
誤って削除する危険性が減り、かつ必要な時にスムーズに見つけやすくなります。
おすすめデータ保存方法2:クラウド上
「iCloud」や「Googleフォト」などの写真クラウド上に保存しておく手もあります。
特に、スマホやパソコンのストレージに十分な空き容量がない場合などに、おすすめの手段です。
ただし、写真スタジオや証明写真機を利用した場合に、ダウンロード専用のクラウドにそのままにしておくのはやめておきましょう。
スタジオや証明写真機のダウンロード専用クラウドは、ダウンロードできる期間が「◯週間」などと制限されていることが多いです。
それを過ぎるとデータをダウンロードできなくなってしまうので、注意しましょう。
おすすめデータ保存方法3:USBやSDカードやCD-R
USBメモリやSDカードなどの物理的なメモリに、写真を保存しておくのも一つの手です。
写真スタジオを利用する場合は、受け取り方法がUSBやCD-Rで指定されていることもよくあります。
物理メモリの主なメリットは、誤操作によるデータの消失が起こりにくい点です。
ただし、メモリ自体の破損や紛失には、十分に注意する必要があります。
スマホやパソコンにデータを複製した上で、バックアップとして物理メモリにもデータを残しておくのがおすすめです。
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高校受験写真といえば「スタジオインディ」高校受験写真のデータのまとめ
2025年現在は、私立高校の大半がネット出願を採用しており、公立高校もネット出願へ一本化する動きが加速しています。
従来の郵送の出願とは異なり、受験写真をデータで用意する必要があることを覚えておきましょう。
データは闇雲に用意するのではなく、高校ごとに「容量」など一定の条件が指定されます。
志望する高校”全校”の募集要項をしっかり読み込んで、必要なデータの条件を把握しておきましょう。
問題なく使えるデータが欲しい場合は、写真スタジオでの撮影がおすすめです。
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