
はじめに
中学受験を控えている女の子がいるご家庭にとって、悩ましい準備物のひとつが「願書写真」ですね。
マナー的に問題なく使える写真を撮影したいのはもちろん、
- 「できるなら本人のテンションを損なわない髪型で撮影したい」
- 「けど受験に差し支えが出るのだけは避けたい…」
と、お悩みのご家庭も多いことでしょう。
そこで今回は「中学受験の願書写真を撮影する女子の髪型」について解説を行います。
受験写真を多く手がけるスタジオの、プロのヘアメイク目線で解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
記事でわかること
- 中学受験写真は「志望校の校則的にOKな髪型」で撮影する
- 髪型は本人確認に支障が出ないように「入試当日と揃える」のが望ましい
- 受験にふさわしいフォーマル感と清潔感のある髪型を目指そう
女子は受験する中学校の校則に従った髪型で出願写真を撮った方が良い?

まず守るべきラインとして、髪型が「志望する中学の校則に則っているか」を確認しましょう。
面接のない中学の場合は、ほぼ入試の点数ひとつで合否が決まりますが、中には「審議の対象」となるケースもあります。
審議の対象は欠席日数などの調査書の内容だけで決まるとされていますが、純粋な点数のみで合否が決まらないケースが一部あることは事実です。
特に私立校は、入試点数などの情報開示が義務付けられていません。
写真などの情報から「自校にマッチしていない」と判断される可能性もゼロとは断定できないでしょう。
入学前に校則の詳細を把握するのが難しい中学もありますが、その場合は無難な髪型で撮影するのが賢明といえるでしょう。
中学受験の入試当日と出願写真は同じ髪型が好ましい

願書写真の女子の髪型は「入試当日の髪型と揃えること」も重要です。
出願写真の主な役割は入試当日の本人確認です。
写真と入試当日の容姿が大きく異なる場合は、本人確認に支障が出てしまう可能性があります。
特に髪型は人の印象を大きく左右するパーツです。
完璧に一致させる必要はありませんが、セット方法や長さなどは大きく変わらない方が望ましいといえるでしょう。
【女子向け】中学受験写真の髪型の理想の仕上がり

まず、女子が写真を撮影する際の髪型に求められる要素について解説します。
Check!
- 後れ毛・あほ毛をカバーしている
- 触覚(顔周りの毛)は出さない
- 髪に艶がある
髪型全体としては、カジュアル感やだらしない印象に注意しましょう。
触覚や後れ毛はしっかり抑えることが重要です。
また、あほ毛はスタジオのヘアメイクや、撮影後のレタッチでも注意する点です。
ポイントで使えるヘアマスカラやスティックで、1本ずつ抑えると浮きづらくなります。
また、証明写真は髪に少しツヤ感を持たせるのがおすすめです。
クシやブラシでとかしておくだけでも、自然に光を反射して健康的な印象になります。
Check!
- 眉毛と輪郭が写るようにセットされている
- 目に前髪がかからない
前髪は、本人確認がスムーズに済むように、顔全体がはっきり見えることを大切にしましょう。
最低限でも、目には前髪がかからないようにすることが重要です。
また、眉毛は人の印象を大きく左右するパーツなので、見えていた方が望ましいです。
できれば、多少はおでこも見えるように前髪を流すことで、印象的にも明るく健康的に見えるでしょう。
【長さ別】中学受験の出願写真に適した女子の髪型

実際に中学受験の願書写真に合った女子の髪型を、レングス別に具体的に解説します。
ロング の中学女子におすすめの髪型
ロングの場合は以下の3つのいずれかの髪型で、願書写真を撮影するのがおすすめです。
タブ切り替えでそれぞれのセット方法が見れるようになっているので、チェックしてみてください!
二つ結び(ツインテール)は、顔周りの髪の毛がスッキリし、かつ女子らしい可愛らしさも残せる髪型です。
前髪も重くならないようにすると、全体的に自然な印象になります。
- 【セット時の注意点】
- ・結び目を作る位置は高くても耳の中間まで
- ・もみあげやうなじの後れ毛あほ毛に注意
ツインテールは結び目の高さに非常に注意が必要です。
耳より高い位置で作ると、幼く見えて受験には不向きな印象になります。
高くても耳の中間までにして、おさげのようなイメージで作るようにしましょう。
また、もみあげやうなじに残った毛が広がらないように注意することも重要です。
三つ編みは長い間、複数の伝統校の校則に採用されていた髪型のため、中学の願書写真にも向いています。
単なる二つ結びと比べて、毛先までまとめることができるので、毛が広がりやすい方にもおすすめです。
- 【セット時の注意点】
- ・左右の太さや向きのバランスが乱れないようにする
- ・三つ編みから毛が飛び出やすい方は避ける
三つ編みを綺麗に見せるには、ある程度の慣れが必要です。
正面から左右対称に見えるように、左右の太さはもちろん、毛束の流れが同じになるように注意しましょう。
また、三つ編みは毛質や長さによっては、三つ編みから細かく毛がたくさん飛び出やすい髪型です。
飛び出た毛が目立つとズボラな印象になるので、無理せずに他の髪型を検討しましょう。
ハーフアップは大人の落ち着きと、適度なフォーマル感を兼ね備えた髪型で、中学受験の願書写真にも向いています。
髪を下ろしている分、重たい印象になりやすいので、前髪はスッキリめにすると全体のバランスがよくなります。
- 【セット時の注意点】
- ・下ろした髪が広がりすぎに注意
- ・下ろした髪は肩にかけないようにする
下ろした髪が広がりが目立つと、ズボラな印象に見えることがあります。
髪はしっかりとドライヤーで方向を整えながら乾かして、ある程度まっすぐ下ろせるようにしてみましょう。
さらに、髪は肩にかけるのではなく、後ろに下ろした方がフォーマルな印象が強くなります。
ブラウスなどの襟にまばらにかかってしまう可能性もあるので、後ろに下ろしておくのがおすすめです。
ボブショート
ボブ・ショート丈の方におすすめなのは「内巻きストレート」です。
内巻きストレートは、可愛らしい印象が残る一方で、まとまりがよく上品にも見える髪型です。
髪がまとまりやすい人は、毛を少し顔の前向きに引っ張りながらドライするだけで、シルエットが作れます。
髪が広がりやすい方は、コテではなくストレートアイロンで、途中までスッと下ろして、毛先だけ内側に流すのがおすすめです。
- ・前髪と顔周りの毛が重くならないようにする
- ・あほ毛をしっかり抑える
内巻きストレートは少し重めの印象になりやすい髪型です。
バランスが取れるように前髪はおでこを見える箇所をしっかり作りましょう。
耳から下のエラに髪がかかっているのも避けるべきです。
また、内巻きに限らずですが、髪が短めの方は毛が浮かないように注意しましょう。
あほ毛はワックスよりもヘアマスカラなどで、スポットで抑えるのがおすすめです。
中学受験の出願写真でNGな女子の髪型の特徴

以下では、中学受験の出願写真撮影時の髪型として、NGな要素も解説します。
適切な髪型とセットで参考にしてください。
派手なヘアアクセサリーを使った髪型
ヘアアクセサリーは全てNGではありませんが、目立つ派手なものは避けましょう。
暗い色の目立たないピン程度であればOKです。
また、カチューシャは目立たない色でも避けた方が良いでしょう。
免許写真などでもNGになることが多く、非常識な印象に繋がりかねません。
なお、まとめ髪のゴムやクリップは証明写真では見えないため、もちろん自由です。
ただし、試験当日は目立たないものに変えましょう。
左右非対称な髪型
極端に左右のバランスが異なる髪型も避けるべきです。
証明写真は真正面から撮影するため、左右のバランスの乱れは非常に目立ち、不自然な印象になります。
片方の髪を耳にかける程度であれば許容ラインですが、あきらかに左右で毛量が異なるアシメや、サイドテールなどはやめておきましょう。
おしゃれ感が強く、受験の場にも不適当な印象になりやすいです。
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中学受験写真といえば「スタジオインディ」女子の中学受験写真の髪型まとめ
中学受験の願書写真の髪型で最低限守るべきラインは「志望校の校則的にOKかどうか」です。
明らかに自校に合わないと判断されないように、無難な髪型で撮影を行いましょう。
また、本人確認がスムーズにいくように、髪型は入試当日を想定することも重要です。
完全に一致している必要はありませんが、大きく印象が変わらないようにしましょう。
髪の長さによっておすすめの髪型は変わりますが、大事なのは受験の場にふさわしいフォーマル感と、適度な清潔感です。
カジュアルな要素は控えめにしつつ、あほ毛などを抑えた粗のない髪型を目指してみてくださいね。




























