
はじめに
受験写真の撮影を検討しはじめると、いよいよ高校受験も大詰め感がありますね。
ここまで勉強を頑張ってきたからには、写真についても最低限は抜かりなく対策したいところだと思います。
しかし、女子の場合は身だしなみの選択肢が広いので、
- 「この髪型で問題ないのかな…」
- 「うちの子メイクありで撮影しようとしてるけどいいの?」
などと不安や疑問も多岐にわたることでしょう。
そこで今回は、受験写真のプロ写真館であるスタジオインディが、「高校受験を迎える女子の受験写真の撮り方」について網羅的に解説します。
好ましい身だしなみから、守るべき証明写真のルールまで、幅広く解説するのでぜひ参考にしてくださいね。
記事でわかること
- 受験写真の身だしなみは「顔を隠さないこと」
- 受験の場にふさわしい「フォーマルさ・清潔感」を意識しよう
- 各校の指定を見逃さないよう「募集要項・校則」は入念にチェック
女子中学生におすすめ!受験写真の撮り方

高校受験を迎える女子中学生に向けて、おすすめの撮り方を以下の身だしなみ別に解説します。
面接がない学校でも、受験写真の「質」に気を遣うことは重要です。
最低限は身だしなみのマナーを守って、ネガティブな影響がないように注意しましょう。
なお、本ページで解説するのはあくまで「一般的なおすすめ」です。
実際は志望校によって個別にルールが指定されていることもあります。
見落としがないように、各志望校の募集要項はくまなくチェックするようにしてください。
女子の高校受験写真に適した服装
受験写真の服装の厳格なルールは「顔をかくさないこと」です。
ただし、以下のようなポイントや具体例を参考にして、撮影に臨むことをおすすめします。
ボタン切り替えで服装の選び方と具体例が見れるようになっているので参考にしてください。
Check!
- 中学の制服がある場合は制服でOK
- 私服の場合もフォーマルな服装を意識
受験写真は、試験当日と大きく変わらない服装で撮影することが重要です。
これは本人確認に支障が出ないようにするためです。
中学に制服があるなら撮影も制服でOKです。
セーラー服やボレロなど、どんな制服でも問題ありませんが、よりかっちりとした印象の冬服で撮影しましょう。
私服の場合も、制服に似通ったスタイルでの撮影が無難です。
試験当日を意識して、撮影からフォーマルな服を用意しておきましょう。
服装例
- 白ブラウス×グレーのカーディガン・ベスト
- 白ブラウス×紺のワンピース
中学校に制服があるなら、制服で撮影を行いましょう。
冬服スタイルであれば、ブレザースタイル以外の制服でもOKです。
制服がない場合も、受験にふさわしい身だしなみとして、白いブラウスは最低限着用した方がよいです。
落ち着いた色のカーディガンなどと合わせた「制服風コーデ」で撮影すると、そのまま試験当日にも使えて便利でしょう。
なお、リボンやネクタイは合ってもなくてもOKです。
試験当日と合わせることを考慮して、着用するかどうかを決めましょう。
女子の高校受験写真に適した髪型
女子の高校受験写真では、「顔をかくさない髪型」が重要です。
以下ではボタン切り替えで、女子の髪型のポイントと具体的なセット例を紹介していきます。
Check!
- 最低限は志望校の校則的にOKな髪型にする
- 清潔感を重視してアホ毛や後れ毛も注意する
服装と同様に、髪型もカジュアルすぎない方が受験の場には適しています。
特に守るべきラインは「志望校の校則に反していないか」です。
入学前の時点から「自校に合っていない」と判断されないように、各志望校の校則をネットなどで調べておきましょう。
不明な場合は控えめな髪型にしておくのが無難です。
また印象的には清潔感が重要になります。
全体的にスッキリしたスタイルを選んで、アホ毛や後れ毛にも十分注意しましょう。
髪型例
- 一つ結び
- ハーフアップ
一つ結びはどんなフォーマルなシーンにも通用する、王道のスタイルです。
顔周りもスッキリするので、証明写真にもふさわしい髪型と言えます。
注意点は「結ぶ高さ」です。
高くても耳の真ん中程度にすることで、落ち着いた印象をキープできます。
一方でハーフアップも受験写真にふさわしい髪型です。
顔周りはスッキリしつつ、ナチュラルな印象も残せます。下ろした髪が肩にかかったり、バサっと広がりすぎたりしないように注意しましょう。
女子の高校受験写真に適した前髪
前髪も印象を大きく左右するポイントのひとつです。
顔をかくさずに明るく見せることを大切にしましょう。
Check!
- 目には最低限かからないようにする
- 眉やおでこがしっかり見えている
前髪で最低限守るべきなのは「目にかからないこと」です。
前髪が目にかかっている状態は、あらゆる証明写真で規定違反になります。
眉毛やおでこに関しては絶対ではありませんが、見えていた方が印象的に望ましいです。
隠れていると「暗い・非常識だ」という印象に繋がる恐れがあります。
覆い隠すような重めのパッツンはやめておきましょう。
シースルーバングも控えめならOKですが、おでこが見える面積をある程度確保することをおすすめします。
前髪例
- 耳掛け×流し前髪
- オールバック
「耳掛け×流し前髪」は誰にでもおすすめできる王道の前髪です。
おでこの見える範囲が大きいほど明るくキッチリした印象に、少なめだとナチュラルな印象になります。
ポイントは左右両方の前髪をしっかり固定することです。
前髪グルーや黒のアメピンなどを使って、髪が垂れてこないようにしましょう。
一方でオールバックは、キッチリ感が非常に強くなる前髪です。
まとめスティックなどを使ってアホ毛も抑えることで、粗のない堅実な印象をアピールできるでしょう。
女子の高校受験写真でメイクをしてもいいの?
メイクに関しては「NGではないが控えめにすべき」です。
アイメイクからリップまで、色選びや質感、乗せる量などにも十分に注意しましょう。
また、カラコンも厳禁ではないが非推奨です。
つけるとしても着色直径や色味、デザインが控えめなものを選びましょう。
なお、メイク全般も「試験当日と合わせること」が重要です。
写真と試験当日の印象が変わりすぎないように、試験当日のことを考慮して検討してください。
高校受験で使用する証明写真にはルールが存在する!

続いて、身だしなみ以外の高校受験写真のルールについて解説します。
中には間違えると一発アウトな項目もあるので、注意してください。
なお、こちらも身だしなみ同様に、各志望校の募集要項を確認することが非常に重要です。
特別な指定を見落とさないように、注意深く確認しましょう。
高校受験写真のルール(1)撮影時期
撮影時期は「試験当日から◯ヶ月以内」と指定されることがあります。
これは撮影から試験当日まで期間が空きすぎると、見た目が変化するリスクが高まるためです。
一般的には「3ヶ月〜6ヶ月以内」ほどで指定されます。
ただし、重要なのはあくまで見た目が大きく変わらないことです。
一般論としては、見た目が変わっていなければ、3ヶ月1日目の写真でもOKでしょう。
高校受験写真のルール(2)サイズ
受験のプリント写真は通常、履歴書写真と同様の「縦4×横3cm」のサイズを求められます。
ただし学校によって、それ以外のサイズを求められることも意外と多いため、注意が必要です。
主なケースとしては以下のようなサイズが指定されることがあります。
- ・縦3.5×横2.5cm
- ・縦4.5×横3.5cm
- ・縦4.5~5cm×横3.5~5cm以内
プリント写真は指定を無視して貼付することもできますが、指定から外れていると非常識な印象が強くなるので注意しましょう。
高校受験写真のルール(3)枚数
用意しておくべき受験写真の枚数は当然、個人によって様々です。
ただし、基本的には「2〜4枚あれば十分」と考えることができます。
2025年現在は公立高校の併願制度も始まっていないため、都心部の多い子でも出願校は5,6校程度です。
また、郵送での出願のみに対応している高校は、もはやかなり少なくなりました。
そのため、プリント写真はもしもの予備として、数枚あれば十分と言えるでしょう。
高校受験写真のルール(4)背景
受験写真は証明写真の一種なので、本人確認に支障が出ないように「無地背景」で撮影するのが鉄則です。
実際に多くの学校の募集要項でも、「無地背景」での撮影が指定されています。
背景に不備があると、受験写真として受理してもらえない可能性もあるので注意しましょう。
やむをえず家で撮影する場合は、シーツや画用紙を使って白背景を作るのもおすすめです。
なお、色に関しても学校から指定ある場合があります。
指定がなければ「白・青・グレー」のいずれかを選択しましょう。
高校受験では証明写真データも用意しておくのがおすすめ!

2025年現在、大半の私立高校に加えて、公立高校もWEB出願に切り替わりはじめています。
WEB出願の場合は、写真をデータとして登録しますが、データの規定に注意が必要です。
以下は多くの高校に採用されるミライコンパスの規定です。

特に注意が必要なのは「ファイル形式」と「ファイルサイズ(容量)」です。
規定から外れていると、そもそも写真を登録できないので注意しましょう。
なお、ミライコンパス以外のWEB出願システムでも、上記の規定を守れば基本的には問題ないケースが大半です。
しかし、中には規定が異なる場合もあるので、こちらも各校の募集要項をしっかり確認しましょう。
高校受験写真の撮影場所の選び方

高校受験の写真を撮影する場所(方法)は複数の選択肢があります。
以下で、それぞれの方法について、メリットデメリットを踏まえて解説するので参考にしてください。
おすすめは写真スタジオでの撮影
特におすすめなのは、受験写真に強いスタジオでの撮影です。
メリット
- 安心して受験に使える写真が入手できる
- WEB出願にそのまま使えるデータをもらえる
- 中学生でもリラックスして撮影できる
受験写真に強いスタジオの大きなメリットは「安心感と利便性」です。
高校受験は多くのご家庭にとって受験デビュー戦になります。
親御さんの時とは勝手が異なる点も多いため、不安なことも多いでしょう。
その点、受験写真の実績が豊富なスタジオであれば、安心して使える写真を手軽に入手することができます。
また、スタジオのカメラマンは良い表情を切り取るプロです。
不慣れで緊張しがちな中学生でも、適切なアドバイスや雰囲気作りで、納得の1枚を撮影してくれることでしょう。
時間がない人は証明写真機
一方で、証明写真機は「時間がない人」にのみ、おすすめです。
しっかり対策すれば問題なく使える写真が撮れますが、質・印象としてはあくまで必要最低限レベルです。
ただし、設置台数や時間の融通面では大きなメリットがあります。
ほとんどの写真館は遅くとも21時には閉店しているので、その時間外で撮影する必要がある場合は、非常に助かる選択肢になるでしょう。
高校受験写真を自宅でスマホ撮影するのはおすすめしない
なお、自宅での高校受験の写真撮影は「NGではないが非推奨」です。
自宅撮影には以下のような難点があります。
- ・適切な背景を用意する手間がかかる
- ・構図や光量的に「自撮りっぽい」写真になる
- ・データを自分で調整する必要がある
自宅撮影の写真は「自撮り感」を消すのが非常に難しいです。
それっぽいカットを撮影するには、光量や構図に念入りな工夫が必要になります。
さらに撮影したデータを、WEB出願用にトリミングや容量の調整などをする手間もかかります。
色々な面倒を踏まえても「何としても費用を抑えたい方」にのみ、おすすめできる方法といえるでしょう。
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高校受験写真といえば「スタジオインディ」女子の高校受験写真まとめ
女子が高校受験写真を撮影する際は「試験当日を想定したフォーマルな身だしなみ」が重要です。
証明写真として「顔を隠さない」ことは最低限守りつつ、服装や髪型は受験の場にふさわしいスタイルを選びましょう。
また、プリント写真やデータは規定を守る必要もあります。
身だしなみを含めて、各校の募集要項をくまなくチェックするようにしてくださいね。
もし、ご不安なことがある場合は、ぜひスタジオインディにお任せください!
安心と納得の1枚で、受験本番に自信を持って臨みましょう!





























