はじめに
中学受験の写真は単なる準備物のひとつですが、必死に頑張ってきたご家庭にとっては抜かりなく対策したいものですよね。
撮影時の前髪ひとつとっても、
- 「うちの子は少し前髪が長めなんだけど大丈夫かな…？」
- 「少しでも問題のない髪型にしたい…」
と色々な不安をお持ちなことでしょう。
そこで今回は、受験写真のプロカメラマンの目線から、「中学受験の出願写真を撮影する際の前髪」に焦点を絞って解説を行います。
ぜひ参考にしてみてください。
記事のまとめ
- 中学受験写真の前髪は「目・眉毛・おでこが見えること」が重要
- 触覚は本人確認的にも印象的にも出さない方がベター
- 男女ともにおでこがしっかり見えて清潔感のある前髪での撮影がおすすめ
中学受験写真の前髪ルール
中学受験の前髪で守るべきルールは「目・眉毛・おでこの一部」が写っていることです。
出願写真の主な役割は、試験当日の本人確認なので、顔がしっかりと分かる写真が求められているからです。
特に目や眉に前髪がかかっていると、人の顔の様子は途端にわかりにくくなります。
免許写真などの公的証明写真では、前髪が目にかかっている写真はおすすめしません。
受験写真に厳格な規定はありませんが、非常識な印象を持たれないような前髪にしましょう。
触覚は出しても良いの？
厳格なNGではありませんが、触覚は出さない方がよいです。
顔の見える面積が減ってしまうため、証明写真としては明らかに邪魔な要素になります。
また、印象としてカジュアルな要素が強くなりすぎるという側面もあります。
真面目な受験の場にふさわしくない印象を受けるので、触覚を出さない髪型で撮影することをおすすめします。
【女子向け】中学受験の出願写真にふさわしい前髪
では具体的に中学受験の出願写真にふさわしい前髪を紹介します。
女の子の場合は、以下の2つの髪型がおすすめです。
流し前髪
左右どちらかに流した前髪は、おでこが適度に見えるオーソドックスなスタイルで、出願写真にもおすすめです。
セットが難しくないというメリットもあります。
印象はおでこが見える面積が大きいほどフォーマルな印象になり、面積が小さいほどナチュラルな印象になります。
最低でも正三角形以上はおでこが見えるようにすると好印象に繋がりやすいでしょう。
また、流した前髪がシースルーっぽくならないように、ある程度きっちり分けることも重要です。
垂れてきやすい場合は、前髪グルーなどを使ってキープするようにしましょう。
オールバック
オールバックは幼稚園〜小学校の受験や就活でも定番の前髪のひとつで、非常にフォーマルな印象が強まります。
おでこがハッキリ見えるので、明るく快活な印象をアピールするのにも役立つ前髪です。
なお、オールバックというと前髪のことだけを指しますが、受験などのフォーマルな場ではサイドの毛もしっかりまとめたスタイルがふさわしいです。
また、オールバックは頭頂部やサイドにあほ毛が出やすい髪型でもあります。
まとめた後にあほ毛が目立つ場合は、まとめスティックなどでしっかり抑えることをおすすめします。
【男子向け】中学受験の出願写真にふさわしい前髪
男子が中学受験の出願写真を撮影する際は、以下の2つの前髪がおすすめです。
七三分け
七三分けは、おでこがしっかり見える前髪なので、受験写真にもおすすめです。
セットも左右どちらかに前髪を流してワックスで軽く固めるだけなので、簡単に済みます。
なお、昨今の七三というと、前髪を適度に立ち上げたスタイルが一般的ですが、立ち上げすぎるとカジュアル感が強くなってしまいます。
立ち上げは控えめに、横に撫で付けてセットすると中学受験にふさわしい仕上がりになります。
目のかからない長さまでカット
男の子は前髪をセットせずとも、前髪を短くカットする方法もあります。
おでこの下半分が見える短さまでカットすると、男の子らしく活発な印象が強くなるでしょう。
男の子によってはワックスなどで前髪をセットするのを嫌がる子もいるので、手っ取り早い方法としてもおすすめです。
ただし、髪全体が長めだと非常にアンバランスになってしまいます。
前髪だけカットせずに同時に髪全体をカットしてバランスを整えましょう。
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中学受験写真といえば「スタジオインディ」中学受験写真の前髪まとめ
中学受験の出願写真を撮影する際は、最低限「目・眉・おでこの一部」が見える前髪にしましょう。
特に前髪が目にかかっていると、証明写真としても不適当で、非常識な印象に繋がりかねません。
また、女子は触覚も出さない方がベターです。
顔の見える面積が狭くなり、カジュアル感が強くなります。
男女ともに顔の様子がしっかりと見えて、清潔感のある前髪で撮影を行いましょう。
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