
はじめに
miraicompass(ミライコンパス)はここ10年ほどで広まったサービスで、今では中学受験に欠かせないものとなってきました。
単なるWEB登録システムではありますが、中でも「受験写真の登録」は少し慎重になる項目だと思います。
特に中学受験が初めてとなる親御さんにとっては、
- 「写真はどうやって用意するのがいいんだろう…」
- 「この用意した写真、本当に問題ないかな…」
など、不安に感じている方もいるでしょう。
そこで、今回は「中学受験のミライコンパスと写真データ」について解説します。
ぜひ参考にしてください。
記事のまとめ
- ミライコンパスに登録するデータは容量やファイル形式に注意する
- 証明写真として顔がよく見えるように撮影することも重要
- 問題ないデータを用意するなら写真スタジオでの撮影がおすすめ
▼ミライコンパスについて、以下のサイトの記事でも詳しく解説されています。参考になるのでぜひチェックしておきましょう!
中学受験のミライコンパスに適した証明写真の撮り方解説!撮影方法も紹介
中学・高校・大学受験写真といえば「スタジオインディ」中学受験の「miraicompass(ミライコンパス)」とは?

miraicompass(ミライコンパス)とは、三菱総研DCS社が開発・運営しているインターネット出願システムです。
2015年のサービス開始から年々浸透し、今では非常に多くの幼稚園〜高校受験に採用されています。
その数は2023年末時点で、ネット出願を採用している幼稚園〜高校の7割、全国1,700校ほどにものぼるそうです。※三菱総研DCS社調べ
miraicompass(ミライコンパス)でできること
ミライコンパス導入校では、受験者(生徒)側は以下のようなことができます。
- 1.学校の説明会などのイベント予約
- 2.志望校への出願登録
- 3.受験料払込&受験票の印刷
- 4.入試の合否確認
- 5.入学金&学費決済 など
志望校によって使える機能は異なるため、主な機能は1〜3の「イベント予約から受験票の印刷まで」です。
従来は、説明会予約や出願などを志望校ごとに個人情報を入力して登録する必要がありました。
しかし、ミライコンパス導入校であれば、ひとつのアカウント情報でまとめて申し込めるようになったのが主な魅力です。
なお、実際の受験票の印刷や合否確認の方法は、学校によって異なるケースもよくあります。
あらかじめ余裕を持って、志望校全校の募集要項をよく読み、把握しておきましょう。
ミライコンパス用受験写真データの規定とは?

出典:インターネット出願、イベント予約の国公私立中学、高等学校向けサービスmiraicompass
ミライコンパスに受験写真を登録する際は、以下の3つの項目に注意する必要があります。
中には守らないと、ミライコンパスに写真を登録できなくなる項目もあるので、しっかりと確認しておきましょう。
規定1:データの条件
- ・ファイル形式:JPEGまたはPNG形式
- ・縦横のサイズ:横450ピクセル×縦600ピクセルで、縦横比は4:3
- ・容量:3MB以内
受験写真は写り的に問題がなくても、データの条件に合致していなければ使用できません。
「WEB出願データ」などと記載のある写真館やスピード写真機を利用した場合でも、念のために上記の項目は確認しておきましょう。
これらの項目は、スマホやパソコン上でデータを選択して「情報を見る」や「詳細」から確認できます。
なお、縦横のサイズはあくまで”推奨”です。
ただし、サイズが大きすぎると容量オーバーの可能性があがり、小さすぎると受験票を印刷したときに画質が荒くなる可能性があります。
また、縦横比も4:3から大きく外れていると、写る位置がズレる原因になります。
できるだけサイズも推奨にのっとった方が安心と言えるでしょう。
規定2:写り方
- ・本人のみが写っていること
- ・正面を向き、顔全体がはっきりと確認できるもの(無帽・無背景)
- ・顔に影がないこと
受験写真は、受験当日に本人確認を行うための証明写真です。
写り方が悪いと本人確認に支障が出る可能性があるため、しっかりと証明写真として正しい写りの写真を用意しましょう。
また、特に面接があるような学校の場合は、証明写真の常識を守れていないと、ネガティブな印象に繋がる可能性もあるため注意が必要です。
重要なのは「顔がはっきりとわかること」です。
影や髪などで目や顔の輪郭が大きく隠れることがないように注意しましょう。
また、健康上の理由などの特例以外では帽子もNGですし、背景も無地背景である必要があります。
規定3:撮影期限
- ・出願から3ヶ月以内に撮影したもの
厳密な規定ではありませんが、受験写真は「出願から3ヶ月以内」に撮影したものが望ましいです。
つまり、1月上旬に出願を行う場合は、早くとも「10月上旬以降」に撮影した写真が望ましいということになります。
これは写真の容姿と、受験当日の容姿が著しく変わることを防ぐためです。
免許写真や履歴書写真など、証明写真の類にはたいてい期限が設定されています。
ただし、重要なのはあくまで「写真と本人の容姿が大きく異ならないこと」です。
たとえ3ヶ月以内に撮影したものであっても、髪型など顔周りに大きな変化がある場合は、不適当になる可能性があるため注意しましょう。
ミライコンパス用受験写真データを用意するなら写真スタジオで撮影

ここまでミライコンパスに使う受験写真の規定を解説してきましたが、問題なく使えるデータを用意するなら「写真スタジオでの撮影」がおすすめです。
昨今はインターネット出願が一般的になったため、出願用の写真データを注文できる写真スタジオが非常に多くなりました。
ただし、もらえるデータの状態はスタジオによって様々です。
そのままミライコンパスに使えるケースもあれば、結局自分でサイズ調整などを行う必要があるケースもあります。
ひとつの目安はホームページに「ミライコンパス対応」や「WEB出願対応」などの表記があるかどうかです。
スタジオ選びの際には注視してみてください。
注意!ミライコンパスデータの加工料金を取る写真館もある
コスパよく受験写真を用意したい人は。データの加工料金にも注意してみましょう。
細かいポイントですが、「ミライコンパス対応」などと書いているスタジオの中にも、データのサイズ調整に別途料金が発生するスタジオもあります。
そういったスタジオを見極めるには、以下のようなポイントに注目するとよいでしょう。
- ・プラン情報やよくある質問にデータのサイズが明記してあるか
- ・オプションに「データのサイズ調整」などの項目がないか
ホームページでの情報収集が面倒であったり、確信が持てなかったりする場合は、直接電話で問い合わせてしまうのもおすすめです。
中学受験写真の撮影なら「スタジオインディ」にお任せ!

利用者クチコミ評価が高い「スタジオインディ」なら、税抜1万円以下でプロクオリティの受験願書写真がゲットできる!
- ◆ 受験写真に必要なプリント写真やデータが全て揃う!
- ◆ 写真データはその場でスマホに送信!
- ◆ ミライコンパスにも無料で対応◎アップロードするだけの状態
- ◆ 全国14店舗駅から徒歩5分以内で、24時間ネットから予約可能♪


ぜひ受験写真はスタジオインディにお任せください!
中学受験写真といえば「スタジオインディ」ミライコンパスに用意した受験写真をアップロードできない時の対処法

万が一、すでにミライコンパス用に用意した写真データがアップロードできない場合は、以下の手順で対処してみましょう。
- ▼登録するデータ側に問題がないか確認する
・データの「ファイル形式」と「容量」が規定に合っているか確認する
・複製したデータなど別のデータを登録してみる(あとでデータ変更可能) - ▼操作を行う端末や通信環境に問題がないか確認する
・アップロード操作を行う端末や通信環境を変えてみる - ▼ミライコンパス側に問題がないか確認する
・時間を空けてからもう一度トライしてみる
・ミライコンパスの公式HPやSNSなどでエラー情報を確認してみる
登録するデータに問題がある場合は、「容量をオーバーしています」などのエラーメッセージが出るので、たいていは通信かミライコンパス側の問題です。
Wi-Fiの接続有無やスマホ・パソコンを変更して操作してみたり、時間を空けて再度トライするだけで、解決するケースはよくあります。
また、出願解禁直後など通信が集中する場合は、一時的に通信エラーが出やすくなる可能性も大いにあります。
この場合はあくまで小規模一時的なエラーなので、公式HPでエラー情報が出ないケースも多いです。
実際にネット上には、「半日ほど時間を空けたら問題なくアップできるようになった」などの声も複数見られるため、試してみてください。
ミライコンパスの中学受験写真データまとめ
ミライコンパスは、ひとつのアカウントで複数の中学の説明会予約や出願ができるシステムです。
ミライコンパスに登録する出願写真には、容量やファイル形式などの規定があります。
問題がないように早めに写真を用意しておきましょう。
また、ミライコンパスに登録できたとしても、「本人確認」に支障が出るような写真では、受験写真として不適当です。
顔がはっきり見えて、かつ試験当日と大きく容姿が変わらないように撮影を行いましょう。
もしミライコンパスに問題なく使えるデータを用意したければ、写真スタジオでの撮影がおすすめです。
「ミライコンパス対応」や「WEB出願データ」などの表記を目印に、スタジオをさがしてみてくださいね。


























